みなみの備忘録

とあるライブラリアンの備忘録です。

2019/9/1 転職しました。

1年も経たずにこのタイトルで記事を書くことになろうとは。とはいえ、職場ブログでも既に挨拶文を書いてしまったので、自分用にも忘れないうちに書き留めておきます。

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そもそもの再転職の契機は大学院への進学が具体化したこと。もともとうっすら希望はあったものの、自分は何を研究したいのか、突き詰めたいのかがいまいち見えていなかった。とあるイベントの際に某先生とお話していた際、「希望があるなら相談に乗るよ」と言ってもらったことがきっかけで、3月頃にまずは自分の活動予定をまとめ、見てもらいながら構想を練っていく。その作業が存外に楽しく、また今後のキャリア展開に方向性を模索していたこともあり、何とか形にして試してみたいという気に。

これまた某先生の計らいで指導教官になっていただける方も見つかり、10月入学を目標に急ピッチで準備開始。家庭内の決裁(?)は下りたものの、ラボの立ち上げ時ということもあり、職場の決裁がかなり厳しい見通しだった。データライブラリアン職には思い入れもあり、採用いただいた上司にも相談したり結構悩んだ記憶が・・・

そんな中、これまた某先生からの伝手で、現職の募集を知ることに(もはや某先生の厚意には頭が上がりません・・・)。1年も経たない中での決断になったものの、これまで悩んできた経緯もあり、求める研究支援職は転職先の上長と一緒なら作れる気もする、ということで、割とすんなり応募自体は決められた。面接のタイミングで、大学院に行きながら働かせてくれ、という要望を通してくれた皆様には本当に感謝です。

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さて、何で博士がとりたくなったのか。前々職の大学図書館では感じなかった肩書の重みは、前職の様々な場面で感じました。特に、データ専門職の認知度が極めて低い現状では、自分が出来ることを思うように伝えられない機会も多く、「図書館での実績」への認識はさらに低い(残念ながら)。第三者としての研究支援職を確立するスタートに立つためには、まず研究者と同じ立ち位置にいく必要がある、が現在の考えです。まあ自分に到達できる能力があるのか、という視点が構想に含まれていない欠点はありますが・・・ともあれ、出来るところまで頑張ろうと思います。