みなみの備忘録

とあるライブラリアンの備忘録です。

10/20 JSPS人社系シンポジウム参加メモ

JSPSの人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築プログラム シンポジウム ―データの活用による人文学・社会科学の飛躍的発展―(於政策研究大学院大学)に参加しました。 課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業|日本学術振興会 "今後5…

10/1 転職しました。

やや時間が経ってしまいましたが、10月に転職しました。 といっても全然別業界という訳ではなく、国立大学系の研究所から民間の研究所へ。変わったのは、所属研究者が自然科学系メインから社会科学系の方々になったこと、自分の所属部署が事務系から研究系に…

7/24 データの推奨フォーマットに関するメモ

リポジトリのデータ保存ポリシー作成の一環として、データを搭載する際の推奨フォーマットについて調べたのでメモ。 概論 File formats and standards - Digital Preservation Handbook Digital Preservation Coalition (DPC) が提供するハンドブックより。…

6/18 図書館×メタデータ・組織化セッション

JOSS2018ではもう一つ、図書館関係セッションの座長をさせていただきました。 セッション詳細 6月18日(月)|Japan Open Science Summit 2018(JOSS2018) ご登壇の皆さま、ご参加の皆さまには改めて御礼を。こっちはメタデータ・組織化がテーマ。データ管…

6/18 ライセンス検討小委員会セッションメモ

6/18のライセンス検討セッション、何とか無事に終了しました。 セッション詳細 6月18日(月)|Japan Open Science Summit 2018(JOSS2018) ご登壇いただいた皆様、参加していただいた皆様に大変感謝します。当日のスライドや概要報告は追ってJOSSのサイト…

FAIRデータ原則に関する覚書き part 5: Reusable 1/1

試訳、何とか出張に間に合いました。揺れはあるだろうけど完成版ではないのでまあ良しとする。機会があれば作ります。 ~~~~~ R1: (Meta)data are richly described with a plurality of accurate and relevant attributes R1: (Meta)data are richly de…

FAIRデータ原則に関する覚書き part 4: Interoperable 1/1

後半戦、"I"の翻訳。何か段々説明が短く(そして読みづらく)なってきているような・・・ 慣れてきたのでスピードが上がってきました。一気にI1~I3まで。 ~~~~~ I1: (Meta)data use a formal, accessible, shared, and broadly applicable language fo…

FAIRメタデータの種類

またも寄り道。データのFAIRification processで触れられていたが、 データのFAIR化の手順(FAIRification process) - みなみの備忘録 FAIRのうち、"Findable"と"Accessible"はメタデータのレベルでほぼ達成できるとのこと。では、どんなメタデータが必要か…

FAIRデータ原則に関する覚書き part 3: Accessible 2/2

試訳もこれで折り返し。来年度あたりFAIR推進ワークショップとかやれないかな・・・ ~~~~~ A2: Metadata should be accessible even when the data is no longer available A2: Metadata should be accessible even when the data is no longer availab…

データのFAIR化の手順(FAIRification process)

FAIRデータ原則の試訳を鋭意進めてる最中ですが、一番興味のあったFAIR化の話があったのでちょっと横道に。 FAIRification Process - GO FAIR GO FAIRな方々が採用した標準的な手順、という理解で良さそう。 一応試訳はしたけれども、やや長いので抜粋で。 …

FAIRデータ原則に関する覚書き part 3: Accessible 1.5/2

今日は学会参加。合間を縫って(?)仕事がはかどる感じがよいですね。Accessibleは1.1、1.2の枝番があるため、まとめて。 ~~~~~ A1.1: The protocol is open, free and universally implementable A1.1: The protocol is open, free and universally i…

FAIRデータ原則に関する覚書き part 3: Accessible 1/2

先週は完全に力尽きており・・・ようやく〆切がある仕事が一段落したので再開します。"Accessible"は全体的に量が少ないかも。 ~~~~~ A1: (Meta)data are retrievable by their identifier using a standardised communication protocol A1: (Meta)data…

FAIRデータ原則に関する覚書き part 2: Findable 4/4

3つ目が短かったので、昨日の分も含めて4つ目を。こっちも大した量ではない。 ~~~~~ F4: (Meta)data are registered or indexed in a searchable resource F4: (Meta)data are registered or indexed in a searchable resource - GO FAIR これは何を意…

FAIRデータ原則に関する覚書き part 2: Findable 3/4

1日空いてしまったけれども、めげずに続けます。3つ目はかなり短かった。 ~~~~~ F3: Metadata clearly and explicitly include the identifier of the data they describe F3: Metadata clearly and explicitly include the identifier of the data the…

FAIRデータ原則に関する覚書き part 2: Findable 2/4

2日目。これ最初と最後で訳語が相当揺れそう。。。まあ試訳なのでまずは続けてみます。 ~~~~~ F2: Data are described with rich metadata F2: Data are described with rich metadata - GO FAIR これは何を意味するのでしょうか? FAIRデジタルリソー…

FAIRデータ原則に関する覚書き part 2: Findable 1/4

モチベーションがあるうちに、下記ページの試訳を。どこまで続くか分かりませんが。 まずは、"Findable"の章から。 ~~~~~ Findable FAIR Principles - GO FAIR データを(再)利用する最初のステップは、それらを発見することです。メタデータとデータ…

FAIRデータ原則に関する覚書き part1

また時間が空いてしまった。。。 FAIRデータ原則に関するこんなサイトが立ち上がっているのをこの前見つけ、 https://www.go-fair.org/ 来月開催予定のRDAに行かせてもらえることになったため、予習も兼ねてFAIRデータ原則を見直すことに(復習か?)。 手始…

9/25 「北米の大学図書館における研究データサービスに関する講演会」参加メモ

9/25にNIIで開催された「北米の大学図書館における研究データサービスに関する講演会」に参加しました。総勢20名弱、内部の人(研究者含む)が半分くらいいたような。講演者はイリノイ大学のHeidi Imkerさん。ご自身でも仰っていたようにかなりの早口。。。…

9/7 国際ワークショップ@東大社研(データライブラリアンシップ)に参加しました

東大社研で開催されたデータライブラリアンWSに参加しました。 公開セミナー/ワークショップ | Center for Social Research and Data Archives (CSRDA) 参加人数は30名前後、図書館関係者も結構いた様子。 はじめに、東大の前田先生から趣旨と背景の説明が…

7/27 IIIFハンズオンセミナー&第4回CODHセミナー参加メモ

気づけば前回のメモから2か月。随分空いてしまった。。。 今日はNIIで開催された2件のイベントに参加しました。 IIIF_WS - 次世代人文学開発センター 人文情報学拠点 第4回CODHセミナー デジタルアーカイブにおける画像公開の新しいトレンド~IIIFが拓く画像…

4/20 "A Primer on the Certifications of a Trusted Digital Repository"メモ

先日参加した会議で、表題の記事を紹介された。 https://datascience.nih.gov/Trusted_Digital_Repository ※以前メモした記事の続きのような位置づけ。 11/24 「データリポジトリに求められる要件」記事メモ - みなみの備忘録 データの重要性が増すにつれ、…

5/18 日本学術会議フォーラム「危機に瀕する学術情報の現状とその将来」メモ

今日は日本学術会議で開催されたフォーラムへ。図書館外でジャーナルの購読料問題を真正面から扱ったものはあまり見たことがなく、斬新でした。 ・日本学術会議フォーラム「危機に瀕する学術情報の現状とその将来」 http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/239-…

3/23 音声レコーディングメモ

3月下旬、音声レコーディングに立ち会う機会がありました。 原稿を作成してプロの方に読んでもらうのだが、これがなかなか難しい。 次回(があるのか分からないが)のために備忘メモ。 ・読み原稿はできるだけ短文にすること。一文が長いと(聞く側の都合だ…

2/28 第4回オープンサイエンスデータ推進ワークショップ参加メモ(後編)

後編です。前編はこちら:http://minamin.hatenablog.jp/entry/2017/03/06/1758534人目は京大の天野さんから、機関リポジトリ推進委員会で開発中のRDM(研究データ管理)トレーニングツール紹介。既に、 AXIES2016(https://axies.jp/ja/conf/conf2016/8r18v…

2/28 第4回オープンサイエンスデータ推進ワークショップ参加メモ(前編)

2/28に京大で開催された、第4回オープンサイエンスデータ推進ワークショップに参加しました。2/28~3/1の日程だったけれども、業務の都合上2/28の一日だけ参加。とはいえ不慮の事態により結局1泊(?)することに。。。まあそれはともかく、このワークショッ…

2017/2/22 Almaワークショップ参加メモ

久々の更新。実に3か月ぶり。 2月に次世代図書館システム"Alma"についてのワークショップが開催されたので参加してきました。参加は招待制とのことで、21日は主に360Linkユーザー向け、22日はSFXユーザー向けだったとのこと。自分は22日に参加しました。ユー…

11/24 「データリポジトリに求められる要件」記事メモ

先週にカレントでも取り上げられてた記事、気になったので読んでみた。 Unified Requirements for Core Certification of Trustworthy Data Repositories(ICSU-WDS,2016/11/25) https://www.icsu-wds.org/news/news-archive/wds-dsa-unified-requirements…

ヨーロッパのresearch libraryによるResearch Data Services調査

10/26 SPARC Japanセミナーの際に某氏から教えてもらった記事、やっと探す時間が取れた。ヨーロッパのlibraryでの研究データへの関与方法について。 http://libereurope.eu/blog/2016/10/13/research-data-services-europes-academic-research-libraries/ LI…

9/29 ORCID学会コンソーシアム検討会へ参加しました

最近国内大学の機関参加が出始めたORCID、コンソーシアム参加だと価格も安くなることから「早く大学図書館で始まらないかな~」と思っていたところ、学会で検討会を開く旨を聞きつけて参加してきました。参加者は大体20人くらいだったはず。18:15開始という…

備忘録を立ち上げました。

某有名人に背中を押されつつ、とりあえず自分用に書き溜めたメモを整理しながら検索に載せることにします。主にお仕事(大学図書館関係)関係になるはず。