みなみの備忘録

とある大学(?)図書館員の備忘録です。

FAIRデータ原則に関する覚書き part1

また時間が空いてしまった。。。

FAIRデータ原則に関するこんなサイトが立ち上がっているのをこの前見つけ、

https://www.go-fair.org/

来月開催予定のRDAに行かせてもらえることになったため、予習も兼ねてFAIRデータ原則を見直すことに(復習か?)。

手始めに、下記を翻訳してみたので覚書として。断るまでもありませんが、訳の精度に一切の保証はありません。

・FAIRデータ原則の実装: 図書館の役割

http://libereurope.eu/wp-content/uploads/2017/12/LIBER-FAIR-Data.pdf

LIBER(ヨーロッパの研究図書館連合)作成、2017年12月公開。

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1. FAIRデータ原則とは何ですか?

FAIRデータ原則は、データを見つけやすく、アクセスしやすくするための基本原則であり、それは相互運用可能で再利用可能です。これらの原則は、科学的データ管理およびスチュワードシップを提供し、現在のデジタル環境のすべてのステークホルダーに関連しています。これらの原則は、データ提供者とデータ公開者に対して、最大限の使用を促進するために直接位置づけられます。

研究図書館は、FAIRデータ原則を研究データサービスの育成と拡張の枠組みとして利用することができます。

2. FAIRデータはなぜ重要なのですか?

デジタルサイエンスの進歩は、デジタルデータのタイムリーな共有とアクセシビリティに支えられています。したがって、インフラとサービスの進歩に対する必要性(それは、オープンサイエンスへの科学的な実践の体系的な変更を可能にします)は、現在、研究機関と助成機関の両方によって強く支持されています。FAIRの原則はこれらの発展を強化します。その結果、研究機関、資金提供者、出版社は、研究データ管理に対する要求を大幅に強化し、再利用のための研究データを公開しています。 欧州委員会(European Commission)のオープンリサーチデータのパイロットでは、資金を提供された研究者がデータを確実に管理し、その後共有することを奨励するため、FAIRの原則が適用されています。

3. 図書館はどのように始めることができますか?

図書館は、リソースを記述し、アクセスを提供し、コレクションを構築し、デジタルリソースの長期的な管理を支援する強い伝統を持っています。その知識と専門性を(研究データにおいても)構築するために、図書館は研究データをFAIRに沿った形にすることに自信を持っていなければなりません。図書館はどのようにしてFAIR原則を始めることができるのでしょうか?

  • FAIR原則を地元の研究機関やITスタッフに周知する。
  • データ管理計画とデジタル保存の実践・ポリシーにFAIR原則を組み込む。
  • 研究データを選別し、豊かにし、取得し、保存する機会を求めることは、データを検索可能に、アクセス可能に、相互運用可能に、再利用可能にするでしょう。出発点としては、個別の研究者たち、または研究グループが持つデータの収集が良いでしょう。
  • 分野別のメタデータ、語彙、およびデータをFAIRにするためのツールについて、サブジェクトライブラリアンとデータライブラリアンをトレーニングする。
  • 研究者たちが、FAIR原則を体現する保管場所(アーカイブズ)にデータを保管するよう奨励する。
  • 自機関のデータ収集とデータ管理の実践を、FAIR原則に照らして評価する。

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感想として、訳してみたものの具体的にデータをどうすればよい(success criteriaのような)、という話があんまり見えなかった、というイメージ。冒頭に示したFAIR推進サイトでは結構細かく原則の説明があるようなので、明日からそっちに当たってみよう。ということでpart 1として今日はここまで。